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パスワード流出や不正アクセス問題が相次ぐ中、またしても大規模な個人情報流出事件が起きました。 日本ではトップレベルの知名度を誇り、利用者数も多い「匿名掲示板２ちゃんねる」での流出です。 個人情報が漏れたのは、２ちゃんねるビューア「●（まる）」を利用し、クレジットカードで決済したユーザー。
書き込みを行った内容と、クレジットカードのデータが紐づけられているため、以下のデータが漏れていることが確認されています。
- クレジットカード番号（セキュリティーコード）
- 住所
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
- 携帯固有情報
- 書き込みトリップ
- 書き込み履歴（日時、スレッドURL、IPアドレス、書き込み内容）
本人は匿名で書き込んだつもりが、結果的に個人情報丸出しで誹謗中傷の書き込みを続けてしまった人も多く、取り返しのつかない事態に発展してしまっているようです。 「匿名ならば何を書いても良いのか？」というネットの利用を改めて考え直す必要があります。
そもそも完全匿名は不可能に近いため、無謀な書き込みをするべきではないことは過去の事例からも察することができるはずです。
２ちゃんねるは、他人の本音を知ることができ、それに対する自分の本音を書き込むことができることが、一つのウリです。 本音で書くことを躊躇するようになれば、サイトの価値は半減してしまいます。
逆に、Facebookのような基本実名制のSNSでは、本音より建前重視のコメントが書き込まれる傾向にあり、匿名実名に於ける実に日本人らしい使い分けとなっています。
セキュリティ対策も適当に済ますのではなく、同じパスワードを使いまわさないようにしなくてはいけません。 信頼性の高い企業以外でクレジットカードで決済を行うのも考え物ですね。
