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私は以前、検索エンジンのヤフー株式会社に勤務していました。 現在のサーチエンジンは、当時のものとは比べ物にならないくらい質が上がっています。 騙しが効かなくなっており、悪知恵的なテクニックを使えば使うほど除外されやすくなっています。
結論から言うと、有料のSEO対策は不要です。 一般の方が、お金を払ってまでSEO対策をする必要はないと考えます。 というのも、重要なのはコンテンツ（内容）だからです。 有名なサイトが、なぜ有名なのかを考えればわかることですが、閲覧者に価値をもたらすコンテンツが存在するから有名なサイトになるわけです。
SEO対策を施した結果、有名になることはまずありえません。 一時的に上位に表示されるだけです。 あくまでも同レベルのサイト同士での上位争いする程度の認識で良いでしょう。
厳しい言い方をすると、SEO対策に頼らざるを得ないコンテンツは、やるだけ無駄ということになります。 SEO対策には費用や時間がかかりますし、そこに労力をかけるくらいならコンテンツを1つでも増やして訪問者を呼び込む方が自然です。
一時的に上位に食い込んでも、自分のサイトの中身が充実していなければ、また自然に落ちていきます。 一番無駄なのは、毎月の費用がかかるSEOです。 毎月毎月お金だけ払って、ゴミのような薄っぺらい内容のサイトからリンクしてもらうというのはいただけません。
そこでまたお金をかけてSEO対策で、外部リンクを実施します。 もはや順位維持のための自転車操業状態です。
自分のサイトのコンテンツが過剰なSEOに負けてしまっている状態です。 こうなると最後に訪れるのは、インデックス除外のペナルティです。 永遠にSEO業者からお金を取られ続けることになります。 彼らも莫大なお金をつぎ込んで、新たな記事（コンテンツ）を買い取りし、そこから外部リンクを貼ることで経営を維持しているので、必至です。
「SEOで1位」という表示を良く見かけませんか？ SEO会社は無数にあるのに、どこも1位を謳っています。 1位は1社しかないはずなのです！ 施したSEO対策がうまくいかないと、別の対策を勧めてきます。 分析をした結果～、リスティング広告が～、キーワード広告が～、そこでまた別料金がかかります。 SEOで上位表示しなくてはと思い込むと、前が見えなくなりますので冷静にならなくてはなりません。
SEO対策をしても長い時間、費用がかかるので、それならば内部コンテンツにお金をかけたほうがマシです。 Googleの検索エンジンは、意味のない行為は、効果を減らし、ペナルティを与えるように進化し続けています。
検索エンジンを欺く行為は必ずマイナスの効果にしかなりませんから、過剰な対策はしないほうが良いでしょう。 もっともSEO対策に莫大な資金を投入できるなら別ですが。 例えそうだとしても、SEO対策に資金を投じられるのであれば、コンテンツに資金を投じたほうが良いと言えるでしょう。
なぜ、SEO対策はしないほうがいいのか、というのは、SEOのプロを謳うSEO会社であってもペナルティを何度も喰らっています。 Googleの検索エンジンが日々変化するので、そのたびに施策を変えなくてはなりません。
プロの人が、インデックス除外されるようなことを、素人がやろうとしても、逆効果になるのは目に見えています。 良いコンテンツを提供できるならば、SEO対策をしなくても、良いものは良いと判断されるのです。
